当塾が目指しているもの
何よりも正解だけを求め過ぎてはいないだろうか。
何よりも点数だけを求め過ぎてはいないだろうか。
何よりも結果だけを求め過ぎてはいないだろうか。
灘中学受験 Academiaのモットーは、受験でも通用する、確かな『論理的思考力』の養成。
子供に媚びは売らず、親にも本音で話をする。宿題の解答は渡さず、最後まで考え抜かせる。
国語の文章読解や記述問題も、算数の文章題や数学の方程式も、中学入試の変化も、神大附属中適性検査も、来たるべき大学入試改革も、これからの時代に最も必要な能力は自力で解答を導き出す、
『論理的思考力』
これこそが学習の王道なのだと教えてくれている。
さあ、私たちと一緒に『論理的思考力』を磨いていこう。
思考力教育
最初にお断りせねばならないことがあります。
灘中学受験 Academiaが理想とする学習指導の形、大手集団塾やFCの個別指導塾とは根本的に違うということ。
規模だけでいえば本当に小さな1教場だけの塾です。ガラス張りのきれいな実験教室もなければ、いかにも高そうな備品のひとつもありません。
合格実績を「足し算してくれる仲間?」もいません。なぜなら、それらは「私たちが目指しているもの」にとって全て不要なものだからです。
「私たちが目指しているもの」とは「人として成長するために、自他の思うことを正しく理解し、物事の道筋を考え抜く力を身につけさせること」です。私たちはこのことを「思考力教育」と定義し、受験にも通用する「論理的思考力」の養成を指導の柱としています。
そのようなきれいごとでテストの点が上がるのか?受験で合格できるのか?そんな声も聞こえてきそうですね。
でも少し「論理的」に考えてみてください。
「思い」とは国語や社会等の文系的な能力に、「考え」とは算数•数学や理科等の理系的な能力に置き換えられます。「論理的思考」を学ぶためのツールとして、科目という系統立ったシステムがあるのです。正しい思考ができることの結果として、学力向上や志望校合格というものが後からついてくるのです。親の見栄のためにそれらを望むのは大間違いで、子供を追い込み疲弊させるだけです。
「そんなことはどうでもよい。数字やシステムこそが塾の物差しだ」と思われる方は、どうぞそういう塾をお選びください。
灘中学受験 Academiaの考え方とは正反対ですので…
灘中学受験 Academiaでは、他の個別指導塾がよくお題目で唱えるような「手取り足取りつきっきり」なんていうような指導は、学力向上の妨げでしかないので一切行いません。
考えるのが面倒で答だけ教えてもらおうなんて思っても、けんもほろろに「もっと考えなよ」と突き放されてしまいます。
そこで食らいつく子だけが本当に学力が伸びるし、結果として受験でも成功するのです。
「肥料をやり過ぎると根が腐る」、「魚を与えるのではなく魚釣りの仕方を教える」そんな風変わりな塾がひとつくらいあってもいい。小さな黒船が一国の歴史を大きく動かしたように、灘中学受験 Academiaも硬直化した親の考えや受験・塾の閉塞した状況を変えていきたい。時代を切り拓く「学びの“志士”」を育てていきたい。そんな熱い「思い」と「考え」=「思考力」を灘中学受験 Academiaで学んでみませんか?
そろそろ本音で話しませんか?受験のこと、塾のこと。
学習塾のシステム
それでは、ここで質問です。
現在通っている塾のシステムで本当に学力が伸びていますか?
一般的な集団塾のシステム
「授業→宿題(復習) →テスト→クラス分け」というシステムが一般的です。
効率的なクラス運営の手法として、テスト結果による「能力別」クラス編成が挙げられます。
受験学年で志望校別講座を設置するところも多くあります。
集団なので、指導料が比較的安いというメリットがあります。
一般的な集団塾の問題点
理解不足でも、決まった「カリキュラム」通り先に進んでしまう。
集団授業の宿命でもありますが、その底にあるのは経済的合理性。
システムを標準化すればするほど、コストが下がり利益が出ることは自明の理。
そこでは、システムの例外となる個別事情や子供の個性はコストそのものなのです。
そこを隠すのに「わからなければ自分から質問に来なさい。いつでも自習室は使えますし、チューターも常駐していますよ。」としておけば、まあ文句は来ないでしょう。
でも、実はどこまでも自己責任ですよね。
質問を怠れば、根本的に何も解決しないままカリキュラムだけが進むことになります。
目的が「学力向上」でなく「クラスが上がること」にすり替わる
理解不足でもテストは容赦なく行われます。「クラスが落ちたら親にすごく怒られる。どうしよう…」よくある話ですよね。
とてもくだらないけれど、そうなるともう手段を選ばない。とりあえず解答丸暗記でもしてやろうってことになる。
何とか乗り切ってもすぐ次がある。内容はだんだん難しくなるからやはり理解できない。また丸暗記でしのぐ…という悪循環。
カンニングしたり、クラス落ちを回避するためにテストを欠席したりという本末転倒なことすら珍しくありません。こんなことを繰り返していると、やがて志望校に遥か届かない状況に陥ってしまいます。
自分は「ふつうに勉強」しているつもりでも、「本当に学力を伸ばす勉強」がまったくできていないのですから。
「能力別」クラス編成にも矛盾がある
一見合理的な「能力別」クラス編成にも落とし穴があります。
それは、過去の単元の成績を基に、新しい単元を学ぶクラスを決めてしまうということ。
例えば、理科で生物•地学は得意だが物理•化学は苦手な子がいたとします。生物の好成績でクラスが上がったら、上位クラスの化学ではついていけず逆戻り。
下位クラスでレベルの低い地学を受けて、またクラスが上がったらハイレベルな物理で再び撃沈…本来なら得意分野は上位クラス、苦手分野は下位クラスであるべきなのに逆転してしまう。これでは伸びるものも伸びない訳です。
また、特に良くないのが、下位をバカにするくせに上位を目指すほどの意気地もない『中程度』の生徒を多く生み出すこと。
そういうのに限って、志望校だけは見栄えのする上位校しか見ていない。受験で全滅するのが多いのもこのレベルの生徒です。
「能力別」のシステムは、集団の競争意識を煽るのにはもってこいですが、「より上位のクラスに入ってさえいれば志望校に合格できる」と信じるほどの絶対的なものではないのです。
一般的な個別指導のシステム
一般的な個別指導のシステムとしては、講師1人に対し生徒1~3人を指導するというもの。
仕切られた個別ブースの間を講師が移動しながら巡回指導していきます指導時間や内容は任意に設定できるところがメリットです。
演習のための時間も指導時間に含まれます。
一般的な個別指導の問題点
実質的な指導時間が少ない。
指導料を少しでも安く見せるため、1講座の時間が短く、演習時間を差し引くと実質の指導時間がかなり少ない例もあります。一見お安く見えても、指導時間数が少な過ぎるのも考えものです。
安易に正解を放えてしまうことが多い。
顧客満足度を高めるために、短時間でも「わかった」「できた」感を生徒に与えなければならないので、強引に正解に誘導する手法が見受けられます。
また、教材が消化しきれなければ解答を渡して済ますのも一般的。生徒は「わかった」つもりになって終わりですが、学力はまったく伸びないという最悪の典型例です。
甘えが出やすく、しっかり勉強する雰囲気にならない。
講師に対して、先生というよりもお兄さん•お姉さん的になり甘えが出やすい生徒が多いようです。
保護者のクレームが怖くて講師もなかなか厳しく対応できず、その結果、「通っている割に成績が伸びてこない」というのも、原因はそんなところにあるようです。
当塾の「正解」
『難関校受験指導もこなせる一流家庭教師が行う指導を少人数指導で実現する。』
灘中学受験 Academiaでは、少人数指導の利点を最大化するために、以下のやり方を「正解」としています。
体験授業を必ず受けていただきます。
指導を体験していただくと同時に、こちらもお子さんをじっくり見させていただき、本人に合った指導内容を検討します。
学習目的を明確にしてから指導方針を共有します。
学習目的が曖昧では的確な指導はできません。
お子さん自身と保護者様の意思をお尋ねしますので、ご家庭でもしっかり意思疎通を図ってください。
学年やカリキュラムという固定概念は持ちません。
学習目的と現在の学力から逆算して学習計画を立てていきます。
入塾後も進捗状況を見ながら、彰要に応じて柔軟に見直しもします。
『時間』で指導しません。
やる気がなければ途中でも帰らせます。内容不十分なら残します。
科目の時間バランスも柔軟に調整していきます。
教材の解答は渡しません。
要となるアドバイスはもちろん惜しみませんが、あくまでも自分の力で正解にたどり着いてもらうように指導します。
最後に
ここまでで、1つでも何かしらの心当たりがあるのなら、我が子にとって何が「正解」なのかをじっくり「論理的思考」をしてみましょう。
以上が灘中学受験 Academiaのご案内となります。どんな印象をお持ちになったでしょうか?
私たちは占い師ではないので、「○○校受かるでしょうか?」などと言われても可能性しかお伝えできません。
「これさえやれば必ず合格します」というような魔法のアイテムがある訳でもありません。
やるべきことを正攻法でやっていれば納得のいく結果は自ずとついてくる。
少人数指導を通じて、一人ひとりとじっくり向き合って、褒めるべきは褒め、叱るべきは叱り、目的に向かって一緒に頑張る。
実際に、合格実績が私たちの正しさを示してくれていると考えています。
でも、それは灘中学受験 Academiaのほんの一面に過ぎません。
ですから、ただ単に実績の数字だけを声高に喧伝するつもりはありません。
私たちの「思考力」より数字が大事と考える方を塾生に迎えるつもりはありません。
そういう塾を選ばれるとよいでしょう。
「目標があるので、納得のいく勉強がしたい。」
「今の環境で伸び悩んでいる。何とか打ち破りたい。」
「一人では限界があるため、的確なアドバイスがほしい。」
そのような切実な「思い」を受け止めるのに必要なもの=「論理的思考力」を育てる環境が、灘中学受験 Academiaにはあることを約束します。